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タイタン 1/60 ダグラム2001

製作:2003~2005年(2002年初回発売)

真・ダグラムの管理人のDIOさんが3年の月日を費やして完成させたダグラムガレキの決定版!それがこの1/60ダグラム(通称「ダグラム2001」)です。「タイタン」とゆーサークル名でイベント販売しているです。

入手するのも一苦労(タイタンさんは2004冬のWFでは30分で完売するほどの人気ブースなのだ…)。さらに組み上げるのも一苦労(笑)。上級者向けのキットです。あまりに一苦労なので自分のために組立説明書を作ってしまったくらい。

チンタラやっていたらいつまでもできないので気合をいれるです。ネット上では完成報告をまだ見ていない(2004.6/16現在)ので、第一号になってやるだよ!


下のサムネールをクリックすると別のウインドウに大きな画像が表示されます
(サムネールがない場合は拡大画像はありません)

アンテナ付けるの忘れた…

製作過程

 

その9(2005.3/22)


(上)ちゃんと保護して作ると建設業みたいでなんとなくいいものを作ってる気になる。


(上)ちょっと力を入れたら折れた・゜・(ノД`)・゜・


(上)やる気なく瞬着で適当に接着・゜・(ノД`)・゜・

窓ガラス。これができればいよいよ完成。長かった…。

てきとーな塩ビ版を見つけてきて、キズがつかないように両面をマスキングテープで保護します。
その上に、前回作った型紙を貼り付けて切り出します。

んが、



合わない(爆)

泣きながら一枚づつ調整することに。サイドの面は切り直しするハメになってしまった。
んで、上部のハッチ部のガラスをぐりぐり押し込む。

パキャ。

( ゚Д゚)

(つД⊂)
_, ._
( ゚ Д゚)

壊れた━━━━(゚∀゚)━━━━!!

もうちょっとで完成だったのにorz

つけなおし…(-_- )つ_つ

 

(上)裏から接着


(上)うーむキレイにはいかんなー

表面処理をして塗装しなおしてから、切り出した塩ビ板を裏から接着。クリアーの塗料と瞬着を使った。白化しなくてよかった…<でたとこ勝負のモデリングだな

この精度ではキャノピー開閉可能にしても恥をかくだけですな。今回は適当なヒンジの調達もしくは自作ができなかったので(単に技術不足だ)、接着することにしました。パーツ自体の強度がないので、可動にすると即壊れるだろうし。

 

その8(2005.3/9)


(上)前回から2回ほどクリアーを吹いて表面処理。段差が目だたなくなったのでよし。


(上)つや消しトップコートを吹いたらちょっと粉吹いた・゜・(ノД`)・゜・

肩の▼マークができた。結局剥げたブルーを部分的に塗りなおしたりして、えらい手間隙がかかってしまった…。

しかもこれ、文を書いてるのは3/9だけど、作ったのは2月の末なのだ。3月は期末で納品物件がいっぱいあって毎週が修羅場なのだ。はたして3月末の第5回オラブッシュ締め切りにまにあうのだろーか…。

今日は帰宅PM9:30。昨日より2時間も早いぞ(゜∀゜)
やっと更新できるぞ。
明日あさってでまた次のプチ締め切り物件が2つもあるぞ…。今週末はなんとか作業をすすめたい。

あー、腹巻のとこ白で塗ってしまった…。

 

(上)壊れたー


(上)まだまだ

塗装済みのパーツを組み上げはじめる段階にやっと突入。しかし塗膜の厚さできつめになったいくつかの箇所がさっそく壊れる。慌てて騒いで瞬着で修復。ひざには真鍮線で補強を入れ直した。

そして満を持してターボザックを背負わせる。スプリングでパイプを作るが、バネがききすぎて盛大にズレる。
よって3mmプラ棒で本体とがっちり固着。ボナールで解体できない仕様になりました。
さらに、あんだけ中をくりぬいたのに、まだ相当重いらしく、ふんばらないと自立しません(泣)。股関節をちょっときつめにして、なんとか立つようになりました。

下の写真が現段階です。
おー、縮小すると、意外とちゃんと見えてるなー。
このくらいの画像だとキズもわからんし(笑)。

まだ塗装を塗り直す部分がかなりあるので、完成まではもーちょっとかかるです。

いや今回はパーツの取り付けがいちいち微妙にずれてナナメだったりするので反省です。

その辺のところは後ほどアップで晒して欝になる予定。

 

その7(2005.2/18)


(上)イラストレーターで作成した型紙。ただのコピー用紙に、いたって普通に印刷する。

(上)はがしても再度貼れるタイプのスプレーのりを使用する。

肩の▼マークを作る。ダグラム唯一のカラフル箇所(笑)。

ダガーンで味を占めたので、今回もコピー用紙とスプレーのりを使ってマーキングを作ることにした。
この方法は、平面にかぎればマスキングテープより歪みもなく、シャープに塗装ができるぞ。
2次曲面にも頑張ればなんとかなるはず。
おとなしくデカール作れよ、という声もあるが…。透明デカールに印刷できるプリンタ持ってないんです。びんぼー。
それに塗装する方がきれいにしあがるし、いーんだっ。

【1】イラストレータで型紙を作成(線幅は細くしてね)。失敗したときのことを考えて予備を多めに作っておく。右のはキャノピーの型紙。
イラストレータを使う時点で貧乏とかお手軽とか言えないんじゃね―の?という突っ込みは不可。
他のツールで代用しやがれヽ(`Д´)ノ
しかしイラストレータの方が下手なインクジェットプリンタより高価なんだよな…

【2】丁寧に切り抜く。 デザインカッターの刃は新しいものに交換しよう(余計なお世話ですか…)

 

(上)ベースホワイトを吹いてからキャラクターイエローを吹く。この方式は、なんせコピー紙でマスキングしているので、薄い塗料を多めに吹き付けると紙に浸透してしまう欠点もある。

(上)中三角をマスキング。スキマをマスキングテープで厳重に隠そう。

【3】裏にスプレーのりを吹き付けてパーツに貼り付ける。スキマがないようにね。
粘着力はあまり高くないものを使おう。微調整もできるし。
わしはラッカー塗料でしか試してないのだが、スプレーのりの種類によっては、タミヤアクリルとか水性ホビーカラーの塗装面だと塗膜を侵すかもしれない。
その辺はちゃんと実験してから本番に挑んでください。クレームは受け付けないぞヽ(`Д´)ノ

【4】ベースホワイトで下地を作ってから

【5】キャラクターイエローを塗る。もうー。めんどくさいなー(;´Д`)
でも最近こーいう工程が多い作業をストイックにこなしている自分が結構好き。
モデラーは上級になるほど自ら苦しい作業をこなす。妥協しない。これってある意味マゾヒズム。妥協する誘惑に負ける自分も、後から後悔して煩悶したりして実にもどかしい。

【6】中の三角をマスキングしてキャラクターレッドを塗る。原色そのまんまです。実にやる気のなさが感じられる。

 

(上)マスキングをはがしました。凹凸は写真ではあまり目立ちませんな

(上)クリアー吹き付け後、クリアー層を磨く。

(上)左:コンパウンド前、右:コンパウンド後

【7】マスキングをはがすと、塗膜の厚みだけデコってしまっています。とくに下地に塗ったベースホワイトの層がやや目立ちます。 そこで、クリアー層でラミネート加工のように覆って目立たなくしてやることにします。
クリアーのトップコートを厚めに吹き付けた後、

【8】磨きます。クリアー層だけを削ります。下の塗装面にキズをつけないように注意しましょう<わしはやってしまいました(;´Д`) 600番くらいでやさしくナデナデ(*´Д`)します。
そのあと、1000番→フィニッシングペーパーの裏面(c)TAMA→自動車用の極細コンパウンド→もひとつタミヤの仕上げ用コンパウンドの順で磨きます。<(;´Д`)メンドクサイ

クリアーを吹き付けた後には、表面になだらかな細かい凸凹が残ります。この季節は寒いし、缶のガスも不足気味だったので塗料が不規則にスプレーされてしまったよーです。 いちおう暖めてはおいたのだが…。左の磨き前と磨き後の比較写真では、左の方にプツプツが見えるでしょ。これゴミじゃないのよ。乾燥不良で表面がこーなるのよ。だから部屋の温度、湿度、スプレー缶の温度とガスの残量はきちんと管理しましょう。<失敗したやつが何をいってやがる
このプツプツもついでに消したいので、またクリアー吹く→磨く の工程を繰り返します。完全に面一になったら、パーツ全体につや消しトップコートをかけて完成ー(,,゚ー゚)~♪

(;´Д`)しかし長い道のりだ…

 

その6(2005.2/12)


(上)塗りなおしのひざアーマーと、キャノピーの透明パーツの型紙(下書き)

(上)びみょうに内股なダグラム2001

(上)ちんたらちんたら塗装しています

基本塗装は終わりました。

しかしちんたら塗っていると、マスキング漏れしたところとか、マスキングテープを剥がした時に塗装がサフごと剥がれたり(つД`;)とか、一進一退で作業してます。

それって基本技術がなってないだけじゃないのか?

ヽ(`Д´)ノ<ほっとけ!

で、やっとつや消しトップコートです。

最初からつや消し塗料で塗装をすると、エナメル塗料でスミ入れをしたときに凹部だけでなく、平面部にも流れ出してしまうのですよ。
そもそも、つや消しの塗面は光を乱反射させるように荒れています。光が乱反射して拡散するのでつや消しに見えるわけですね。
逆につるっつるの面だとしっかりくっきり反射するのでピッカリと光沢になるです。
つや消しの荒れた面に、薄めたエナメル塗料が表面張力(?)で浸透して広がってしまうのだーーーーー!(ハアハア)

そんなわけで、つや消しで仕上げるときも、まず光沢で仕上げ、スミ入れ・ウォッシングをした後にフラットベース、もしくはつや消しトップコートを吹くことにしています。
完成したパーツからつや消しトップコート吹きをしていくのでございます。
久々にマットな仕上げに有頂天なオレでございます<つや消し大好き。

そんな中でも、頭部は最も塗りわけ&ディテールが細かく入る箇所なわけですが、前回述べたようにどーしてもダグラムカラーを使いたい衝動にかられてしまったので、無理やりシートに(24)カーキを使っています。

ジオン軍人の意地を見よ!(ノイエン・ビッター@池田勝@レーク兄さん)

って感じでございます。

まだまだ一進一退の攻防は続きそう。
まだアンテナ作ってないし。

 

その5(2005.2/1)


(上)20数年生き残ったダークブルー

(上)ちんたらちんたら塗装しています

やっと塗り分けにかかった。長い道のりだった…(感涙)。

ダグラムの塗装をするからにはダグラムカラーを使いたいよな。さっそく、生き残りの秘蔵品No.3ダークブルーを開けるが…

ほとんど残ってない。

そりゃそーだ。20ん年経過してるんだから。
いったい何に使ったんだ当時のオレヽ(`Д´)ノ=3
おぼろげな記憶によれば、1/100バイファムの足に使った気が…。いや、あれはネービーブルーだったかな?
この色「いい感じのブルー」なので、使い勝手がいいからなー。
ダグラムカラーであと行き残っているのは(1)ホワイト、(35)ブラックバイオレット、(18)ブルーグレー、(24)カーキくらい。レベルカラーは2色くらい残っていたかな…。のもぴ~のベルゼルガは絶対にこのブラックバイオレットで塗ってやろうと心に誓っている(笑)

そんなわけで、塗り分けはDIOさんのレシピを元にして、本体色(青)はNo.326ブルーFS15044をそのまんま。本体色(白)はNo.97灰色9号を使う(DIOさんはNo.11ガルグレーを使っているが、手元に似たような色がこれしかなかった)。赤いところは何も考えずにNo.108キャラクターレッド。いずれもGSIクレオスのMr.カラーです。おっと、関節部はガンダムカラーのファントムグレイ。この色はやたらと使い勝手がいい。サンライズのロボットの関節部のグレーはたいがいこれで間に合う。

残るはターボザック・リニアカノンなどのグレー部分なのだが、うまい色はないかねぇ…。塗料の瓶も収納場所がなくなっているから、適当に調色するか…。

これ以上塗料が増えると本気で店頭販売用のラックがほしくなるくらいです。

 

その4(2005.1/16)


(上)進捗その6(2005年1月16日)。ベースグレイを吹く

いいかげん表面処理もあきてやになったようやく表面処理も佳境に突入したので、ベースグレイを吹く。MAXさんとこの純正品じゃなくて、お手製の適当な混合のやつだけど。

コンバットアーマーにはMAX塗りは似合わないと思うのだが(ブッシュマンで失敗してるし)、マットにスケールモデルっぽく塗ればいいだろうと愚考。

DIOさんの作例のようにかっちょよくつや消しになれば万々歳。かつ黒立ち上げ法を使って窪んだ部分の彩度・明度をおさえてやれば、てきとーな表面処理をちょっとはごまかせるだろうと思っておるのです。

今は左のよーに真っ黒の状態です。このまま組めばブラックダグラムステルスバージョンとかにならんかな(妄想)…

 

その3(2004.12/3)


(上)進捗その4(2004年12月31日)。ひたすらキズ・穴埋め中

(上)進捗その5(2004年12月31日)。1/60クリンを作成中

初版・再販のターボザックはムクなので非常に重たい。ただでさえ大きなパーツなので、ぜひ軽量化をしたい箇所だ。
しかし、なんと2003冬のWFで再販されたバージョンは、ターボザックが中空になっているらしい。らしいって、原型師本人に直接聞いたので間違いないんだけど。わしが直接確かめたわけではないので、いちおう「らしい」をつけとく。版を重ねるごとに改良されていくのはすごいぜ…

必死こいて中をくりぬいたわしの立場はЩ(゜Д゜Ш;)イッタイナニ

 

(上)必死こいてくりぬきました

一瞬、「ターボザックなしの初期型にしよっかなー」と思ったが、多大な労力をかけてしこしこ削ったターボザックをつけないのもシャクなので、とりあえずつけてみることにした。

全パーツの仕上げが終わって、サーフェイサーをじっくり吹いてみたら、表面がお話にならないくらい荒れていて再度衝撃をうける。

パテ盛ってやすってサフ吹いてる間に、クリンのフィギュアをどーにかしてこさえてやろうと、スケールが同じ1/60のボトムズWAVE再販キットから、ラビトリードッグについているイプシロン(※注)を拝借してきた。キリコや秘密結社AT乗員、ビーラーゲリラよりはクリンに近いだろうと。ヘルメットの形がクリンの髪型に近いと判断した。

しこしこ削って、左の写真くらいまで作ってみました。でも、

かける労力はイチから作るのと大して違わない気がする…

※注
1/60キットをいまさら買う人はみんなボトムズマニアだろうから「ラビトリーのキットになんでイプシロンがついてるんだよ!」とかいう無知なことは言わないだろうと思うが一応補足しておこう。
元となるクラウン1/60ラビトリードッグは、同社のストライクドッグのキットにラビトリードッグ用のランナーを追加したもので、プレゼント用に作ったものを後に一般販売したものなのだ。だからフィギュアはストライクドッグのものが付属しているというわけなのだ。

 

その2(2004.7/11)


(上)進捗その3(2004年7月11日)。かろうじて立ってます

両足のすりあわせがやっと終わったのでちゃんとした下半身をお見せできるようになりました(左足の外装はスキマが空いてますが)。あとはヒザとかかとのステーを作れば下半身終了です。

左の写真はなんとか立ってるとゆー状態で、関節がくたってヨレヨレなのを調整しなきゃなりません。とくに股関節。元がキャスト製だったのを中途半端にポリランナーに置換したのがいけなかったですかね。

このままじゃターボザック背負えないよ…

 

その1(2004.2)


(上)進捗その1。(2004年2月ごろ)

(上)進捗その2(2004年6月16日)。上の写真より進んでいるとは思えません(笑)

ターボザックはリューターで抜き抜き。これでそうとう軽くなったハズ。

足の部品に左右の違いがあるとは知らずパーツを切り出してしまったため、組み合わせがわからなくなって悩んだ…
はたしてこれで合っているのだろうか?(笑)