タカラ1/35ブルーティシュドッグ(TAKARA 1/35 BRUTISHDOG)脚部改造図解
製作過程
1:ふんどし
左図のよーに加工します。
股関節パーツのクリアランスを確保するための四角い開口部をふさいでしまいます。
拡大図。水色の部分に1mmプラ板をかましてやります。
上下の横向きに入っているプラ板は補強用です。プラ板は内側から接着することになるので、 万一、完成後に取れてしまって中でカラカラいわれた日にゃ泣きます。その回避策です。
その2:またしてもふんどし
さきほど埋めた四角い開口部に3mm径の穴を開けます。
その3:ふんどししゅーりょー
P-ジョイント大(オス)を、ふんどしに入れます。図を見てのとおりです。 ここも、きつめの穴にしてあります。ゆるい場合は、瞬間接着剤などできつめにしちゃいましょう((c)藤田伸二)。
その4:ふとももふともも
むりやりP-ジョイント大(メス)を入れるために、ごりごりとカッターで削ります。
膝関節は、手っ取り早くポリ化あーんど塗装後に後ハメするための加工をします。左図のとーりです。
さー、適当になってきました。P-ジョイント大(メス)は、図のよーにエポパテで埋めます。 エポパテは硬化時間が長いので、私は最近こーゆーところにはプラリベアを使っています。 いいの!中が汚くても、ガワさえよければ。
そしてひざですが、腿パーツに3mm丸棒をぶっさします。ぶっさす側を四角く成形します。
すねパーツ側は、キットを利用してP-キャップ3mmをいれときます。これでOK。
その5:すね
左図のよーに関節を置換します。真ん中にプラ板を通すのは、単にP-ジョイントを固定するためだけなので、 もっといい方法があったら教えてほしいっす。
くるぶし関節のクリアランスを確保するために、キットの間隔よりも2~3mm開けて設定します。
こうしないと、せっかくP-ジョイを使ったのに可動範囲がたいして広がらないとゆー、悲しいことになります。
1/35のキットは、もともと上半身に比べて下半身がすんづまりなので、5mmくらい足長美人にしても問題なしです。
(スケールが狂うが…)
ひらべったい足先を、どーにかしてやります。こいつのおかげで、1/35のキットは3割増しでかっちょ悪くなってると思うのは私だけデスかね?
まー、大したことをやっているわけがありません。左図のとーりです。
どーでしたか?
このブルは、試金石な部分が多々あります。
が、タコ系列のお手軽ディテールアップとしては、かなり効果的な改造です。
次の1/35タコでは、この作例を生かして、さらなる改良をしたいです。
以上が、私が古いキットを再生させる時の下半身加工のセオリーですが、どんなもんでしょうかね。 今、更に上を目指した関節加工を考案中です。きっと半年くらい先には、なんとか作例をお見せできればいいかなー、と思っております。 ではまたらいしゅー、ごきげんよー。
最後に:gifを作り終わってから、gif中の「P-キャップ」が「P-ジョイント」の間違いだとゆーことに気づいた。 めんどくさいので直しません。