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VolksWagen Type1 Beetle

はるばるきたぜ(2009年9月13~15日)

以前ブログのほうで、旅行券が当ったことについて述べさせていただきました。この連休で使うことにしたのすよ。

 

当初、黄色いヤツに乗って行くのを条件として旅行に行こうと思ったのですが、

アレに乗っていくくらいなら旅行に行かなくてもいい

と拒否されてしまった(ノД`)<ヒドイ
ので、親のクルマで旅立つ。

ちっ。遠乗りでAT車なんてつまらん…
ODを入れたり切ったりするだけじゃねーか。

などといいつつ、普段は車重1tで32psのクルマにのっているので、1,500ccでもパワフルに感じます(笑)

出発が遅れたため、豊浦から高速道路に入って時間を稼ぐことに。
左の写真はパーキングエリアに寄ったところ。えーと、どこだここは?
名前を忘れたわい。長万部よりは手前っす。


も~ぅ。

対向車線の向こう側は牧場のようです。
ここの高速は、一般国道よりもかなり内陸側を迂回しているので、遠回りなんだよね。

遠いけど信号ないわけだから早く走れ!とでもいうのか。

お国はまたしてもムダな仕事をしやがりましたね。
国道を拡幅してくれた方がなんぼか助かるのにっ…


さらに先へと進む。手持ちの地図やナビには、高速道路が国縫ICで終点となっていた。が、もっと先まで行けそうなので進んでみる。

結果、もうひとつ先の八雲ICまで12~13kmくらい。

そこから海岸沿いを通り抜け、大沼公園内に寄り道。駒ケ岳が見えるわー。


ついでに近くのレストランで昼飯。

ここは景色はいいが飯はしょぼい。
このうすーーーいローストビーフバーガーは一体っ…
スープ・ピクルス・エビフライ・サラダなどとのセットで、1,700円也。

ごふぅ。

ビン牛乳はうまかったけどね。


食事中、母親が突然、江差に行きたいといい始める。なんでも北海道には2つしかないという本物のご本尊を祀った神社のうち1つが江差にあるらしい。他のは大したことがないらしい。(<なにが本物でなにがニセモノなのか、根拠は不明)。
ちなみにもうひとつは円山の北海道神宮だそうな。

関係者各位へ。うちの母親がそーいっているだけなので、苦情はやめてね。うふ。

…ということでタイムスケジュールを組みなおす。
江差の姥神神社についたのは2時ごろ。北海道で最も古い神社らしい。そう考えると歴史はありますな。

参拝した母親は超ご満悦。もう旅の目的は終了したとのたまう。


しかし、わしとしては、その後立ち寄った咸臨丸の方に興味があるのだった。

さっそく中に入ってみる。
船の備品を写真にとりまくり、船の模型を作るときの資料に役立てようとするのであった。

船の中に入るには700円かかるよ。


そしてあとはひたすら函館を目指す。
そーいや来月も来なきゃならないんだよなあ。

知り合いの結婚式が10月にあるとわかっていたら、他の観光地を選んだんだがな…


午後4時、函館着。まだ日が高かったので、所期の目的をはたすことになる。

父は函館生まれで、その後何年か住んでいたらしく、今回は出生地を訪ねるという目的があったのだった。

祖父(わしから見て)が、北大水産学部の技師だか講師をしていたときに、白鳥町15丁目の公営住宅に住んでいて、父はそこで生まれたらしい。(祖父は大学を出てないので、講師をしていたかどうかは怪しい)

ということで、バス停を発見。あたりをうろうろする。
だが、なにせ70年前、戦前の話だ。そこまで古い建物は残っていなかったが、道営住宅が立ち並んでいる一角があり、このあたりがそうなのだろうと父は納得したようだ。

ちなみに祖父は当時としては珍しく(?)キャリアアップしていて、函館から札幌に転職し、さらに三菱重工に就職して、2回徴兵に取られて満州にまでいった後、広島の工場で戦闘機のエンジンを作っていたらしい。技師だったからか、前線で実際に戦ったわけではなかったようです。
父が幼少時に、エンジンが並んでいるところを見せてもらったと言っていた。生産管理の仕事でもしていたのかねえ。

広島工場は昭和19年に海軍の要請で作られたそうで、これがなけりゃ祖父も死なずにすんだかもしれんなあ…


ええ、話がそれました。某有名詩人の名前を冠したホテルにチェックイン。

飯食って風呂入って寝るべーと思っていたら、わしより親のほうが元気でして、函館山に行くぞ!という。

おてがるにタクシーの1時間コース。\5,800。3人だったし、待ち時間はないし、バスより上の駐車場に行くし、確実にタクシーのほうがいいっす。

最初は、「ええー、頂上で20分しか待っててくれないのぉ」と思ったが、現地に行ってみるとものすごい数の人がいて、それ以上長居する気になれなかった(笑)。


望遠鏡にデジカメを固定して、1秒くらいの露光時間で上のような写真が撮れました。左は、原寸大にアップしたところ。

これ以上の精度はムリ。
三脚立てても、人に押されてブレるよ、きっと。

あーつかれた。
風呂入って寝る。
おやすみなさい。


9月14日

おはようございます。

今日も親のほうが元気です。ピーカンの天気の中、函館山ロープウェイの駅までやってきました。

定番でこんなのを見たり。


旧函館区公会堂から港をみまわすと、護衛艦「ちくま」が停泊していたり。


倉庫群に行って定番のアングルはここなんだ~と感心してみたり。当方、函館を観光したのは20年ぶりでして、新しい観光スポットはまったく知らないのよねー。

ちなみに、そこかしこにいる人力車の兄ちゃんはイケメンぞろいでしたので、女性の方は、もしよろしければ逆ナンしてみたりするのもよいかもしれません。ってなんの話だ。

この時点で、まだ午前10時くらい。あづい(´Д`;)
9月の北海道っていう気温じゃないっす。


やべえ、観光してると、もう時間がない。出発じゃ。
八雲のそば屋でガラナとともに昼食を食す。炭酸飲料のお品書きがガラナだけというのが、さすが函館圏内。期待を違えず、コアップガラナのビンが出てきました。やほう。

さてさて、帰りもまたまた高速道路でいっきに室蘭を通り過ぎます。

これじゃ途中の自治体にはお金は落ちんわな~。なにも買わずに通り過ぎるもんなあ。

途中の伊達PA(だったっけ?)では、有珠山と昭和新山が横手に見えます。が、景色としてはあまりいいものではないです。


道すがら、登別の港ではお祭りをやっていたので行ってみたら、もう終了の時刻だった。歩き損だったわい。

んで午後4時半ごろ、やっとチェックイン。ホテルまほろばです。ここは日帰り入浴がないので、宿泊しないと風呂に入れないのだ。何年も前から、来る機会をうかがっていたのだ。

つーことで、風呂にはいって、飯。

超豪華ヽ(゜∀゜)ノ

昨日の某詩人名がついた函館の宿はイマイチだったのにくらべると、親の評価がすこぶる高くて、ひとまずほっとしました。


その後、夜の温泉街に飛び出したのはいいが、立ちんぼがいたりして怪しさ爆裂だったりしたのでさっさと宿に引っ込んだ。セブンイレブンでガムを買っただけです…
1人だと心細いんです。フィールドを歩くには、パーティをくまないと危険度が…

しかし登別の温泉街は歴史が古いこともあってひときわ怪しげですなあ…
もっと古いところは、もっと怪しげなんだろうなあ…

ワクワク。
だれかレポートよろ。

うん、モルモットともいう。

次は洞爺湖あたりを散策してみたい所存。


今回、模型セットを持っていったものの、あちこち連れまわされてホテルではゆっくりできなかったの巻。

クラフェスにひきつづいて、作業ができなかったの巻。

敗北です…


9月15日

おはようございます。
今日もいい天気。気温もそこそこあがりそうです。

で、朝からあまり行く気のない地獄谷に、連れて行かれる。

ただでさえ暑いのに、わざわざもっと暑いところに(´Д`;)


すすきがさらさらとゆれる季節になっております。


三日ともいい天気なのはありがたかったが、おかげで汗かきまくりである。

酒飲んでも太らないのは助かった(笑)

そして帰途につく。


ポロトコタン。樽前山を見るスポットらしい。父親の希望で立ち寄る。

紛らわしいパス専用の立て札に惑わされて有料駐車場に入ってしまったが、公園内には駐車スペースがあるので注意だ。

白老町の観光案内所があるが、受付には誰もいないし、奥から出てきたおばちゃんも明らかによくわかっていないらしいので、ポイント-1。
だいたいこんな国道から奥まったところに観光案内所をつくるなっつーの。

湖畔には左のよーな大きな建物がどーんと建っている。果たしてこれは…


中は土産屋でした。観光客があまりいなかったのでいろんなところから営業がかかる。うっさい。

安くしろともいっていないのに、「1,500円を1,000円でいいよ」と勝手に言い出すおっちゃんとか、明らかに隣の店と対抗意識を燃やしているおばちゃんとか、客を不快にさせる売り口です。

商売をしてらっしゃる方は、ここにいって他人のフリみて我がフリ直すのもいいかもしれませんね!

そのご、ここにもツアーで隣の国のかたがたがいらっしゃってましたが、どんだけお土産は売れたんでしょうな。


土産屋の営業を振り切って奥に進むと、もうひとつ建物がある。アイヌ民族博物館… ほほぉ。

入場料:750円

咸臨丸より高いのかよ!
旧函館区公会堂だって200円で中に入れたのに…
奥まで誘い込んで(誘われてないけど)、ハイ入場料ちょうだいって、どこのぼったくり施設っすか…

その姿勢が気に食わないので、入るのを止める。


門の向こうには巨人像が建っておりました。

真ん中から割れたり、
いろんなものをなぎはらったり、
早すぎたのでくさってたり、
西条秀樹の歌と共に中から白いヒゲが出てきたり、
大激怒して悪い領主を懲らしめたり…

してくれるとステキなんだが。


ポロト湖畔には、温泉があったりするが、建物がいつ倒れるかわからなそうなくらいゆがんでいたりする。温泉野郎としてはかなり食指が動いたが、時間がないので今回はパス。
次に来た時に入ってみよう。

さらに湖ぞいの道を奥にいくと、カヌー乗り場やキャンプ場がある。そこのビジターセンターで、景観スポットの情報を聞く。樽前山は春になれば見えるようになるらしい。


そして苫小牧よりも西側のせまい道道を通って、支笏湖畔へ出た。ここで昼飯を食べようと思って寄っただけだが、結果的に今回は湖とか海とかばっかりに行っておりますな。


支笏湖ではヒメマスが釣れるらしい。近く(といってもクルマで2時間弱はかかるが…)に住んでいるのに食べたことがない、名物だというヒメマス定食を食べる。

が、よく考えると漁の解禁期間は8月で終わっている…
ということは、冷凍じゃねーか…

ということに、注文してから気づいて、しょんもり。
しかもいい値段するんだ、これが…

しょせんマスだし、サケのほうがウマイよね!実際。

…見も蓋もない感想ですまん。
食後、まっすぐ帰宅。

おつかれさまでした。

まとめ

走行距離:約600km
今日のトラブル:なし

とりあえずぶじに家にはたどりつきました。
温泉に入りに行ったのに、かえって疲れたかも…

ではまた来週。