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VolksWagen Type1 Beetle

2006年4月30日 スタッドボルト

腕の調子はじょじょに戻ってきたんだけど、ムリをしたくなかったので今年春のタイヤ交換とエンジンオイル交換はお店に頼むことにしました。
…ウソです。実を言うと自分でやるのがめんどくさかっただけだ。 でも問題点がいろいろわかったので収穫はあったよ。

 

(上)ピット内

朝イチにお店に向かう。朝9時で、けっこう道が混んでいるんだこれが。この日はことし一番の陽気だったからな。

混んでいたのは途中の橋が工事中だったからかもしれん。しかしいつになったらできるんだこの橋は。そうとう前から工事してるぞ。はやく作れ。

…話がずれたな。とにかく営業開始とともにお店にたどりつく。

 

(上)メカたん作業ちう

4輪ともジャッキアップしちゃうとラク(そうに見える)でいいよね。下も平らだし。家でもぜひこーしたいです。
なにより他人に作業してもらうと写真がとりやすい(笑)

ちなみにわしが持っているフロアジャッキは2トンなのですが、小さいので(安物だから当然か…)、上げるまでが大変なのです。大きいのが買いたい。でも安いのでも15,000円するもんなー。

 

(上)スタッドを出している

スタッドボルトを出しているところ。

ナットを締めるときに引っかかると、ボルトも一緒に回転して、エンジン受け側にどんどん入り込んでしまうらしい。 ストッパーないのかよ! 実はあるけど、あってないようなものだということです。ネジ山がつぶれかけているとそーいうことが起こりやすい。 外に出ているボルトの長さが短くなってしまっているのを、出して調整してもらっているところ。

どうりで、前回オイル交換したときにナットがはめづらかったわけだ。

 

(上)あららら

スタッドボルトのアップ。下側のねじ山がつぶれかけている。こーいう状態のが2本あった。 ナットを締める際に、しっかり位置を合わせなかったせいっぽい。意外にやわらかいのな(汗)。

メカさん「絶妙なところで締めるのをとめてますね。これ以上やるとエンジンの受け側がつぶれるところでした」といわれる。
ほめられているのかどーかわからんが、前回締めたときに、途中で感触がふにゃふにゃしてきたから、そこで締めるのをやめたんだよね。 さいわいエンジン側のねじ山はまだ大丈夫ということで、よかったよかった。
つぶれたスタッドは交換、ナット側のタップも復活してもらった。なるほど、こーいう作業が入るから工賃が高いんだな。 つうかここまでやってくれるんならむしろ安いくらいだ。

ドレインプレートのスタッドボルトは6mm径、これがダメになったときにはどーするかというと…。
日本の規格では6ミリの次は8mmになるらしく、7mmにしようとしても、そのへんのお店では売っていないそうな。 ボルトを太くすると、今度はナットがドレインプレートに干渉して締められない。 そこで使うのがインチ規格。1/4インチで6.3mmになるので、受けのタップを6.3mmに切りなおして、1/4インチのボルト使うそうな。 1回目はこの方法でなんとか直るんだけど、2回目にやっちゃうとエンジン積み替えだって。
今度からはしっかりやろうっと…

メカさんと話していると、エンジンの話になって、1,600ccエンジン20万、上げ3万、工賃2万、もろもろで30万までかかりませんよといわれた。 パワフルエンジンにはちょっとあこがれる。加速が。いや加速だけ。特に上り坂の加速。最高速度は今のままで十分。オレスピード出さねえもん。ダートとかでこぼこ道はちょっぴり攻めるけど(笑)
積み替えはスタットが2回目にダメになったときにどーするか考えることにしよう。
それよりヒーターつけるのが先(切実)。

 

(上)忘れないようにメモっておくことにしゅる。

後輪のウマをかけるポイントはここです。 おいら違うところにかけていたよ。次からはきちんと正規の場所にしよう。腐るまでは(笑えない)。

てことはジャッキアップポイントも間違って覚えてる可能性があるな。ちゃんと毛塚本を読んでおくことにしよう。

この日はついでにブレーキ調整をしてもらったのだが、サイドの伸びしろが実に多くなるのです。 やはり坂に駐車しているからかな…。 シュー自体はそんなに減っていないようで、後輪は自分で調整したときからそれほど変わっていなかった。前輪は多少ゆるくなっていました。 うーむ。
メカさんには「ビートルのパーキングブレーキは信用しちゃダメです、ギアを入れてください」といわれた。 たしかにその方が安全だが、それはそれで、ギアへの負担が気になるよね。

あと、右のサイドミラー中央部が盛大にぶつぶつの赤サビている件について聞いてみた。 部品は片方4,500円だったかなんだけど、「社外品はあっという間にサビますよ」といわれる…。
お店の人の話では、希望の大きさに鏡をカットしてくれるところがあるらしいので、そこに頼んで自分ではめなおすしかなさそう。

とりあえず保留。後回しともいう。

 

まとめ

走行距離 50km
今日のトラブル ねじ山が見事につぶれていた
 

ということで、いつもはテケトーにおこなっていたエンジンオイル交換ですが、もっと繊細に取り扱わないといかんかったようです。 勉強になった。
今回は76の30シングルグレードを投入したので、いつもの安いのと比べて夏期のパフォーマンスがどのくらい違うのか検証です。パコレの起き具合とかね。

今回のうんちくはみんなお店のメカマンからの受け売りなので、えらそうに語っているけどわしの知識ではありません。

ではまた来週。