ホーム > ビートル > サンダー
本文
VolksWagen Type1 Beetle

2005年5月21日 サンダー

塗装があちこち剥離&錆びが浮いているのでちょっとづつ直していこうと思います。

 

(上)周囲を広くマスキング。傷がつかないようにね。

2004年6月27日に発見した、塗装が割れていた箇所を直し始める。まずはパキパキと塗膜をはがしていく。
うーむ、特に錆びはないようだな…。どーやら昔の塗料が経年劣化してクラックを起こしたようです。
全塗装を数回繰り返しているので、塗料の厚さは1mmはあるんじゃなかろうか。周囲を保護するためマスキングしてから周囲をヤスリ始めます。

 

(上)もったりしているのはこの厚い塗料の層のせいだった

うーむ、人に歴史有り。すごい地層になっている(笑)。

わしが買った時に、ライム色を黄色にしたので、「ライム→サフ→(白?)→黄色」なのだが、その前はあずき色だったのは判明しているので「あずき色→(サフ?)→ライム」、ここまではわかる。

あずき色の下にもいくつかの層になっているのは、パテの薄い層っぽいな。防錆剤の赤い層がないから、修復した箇所っぽい。それでここから割れてきたのかな?
緑っぽい色は、そーいう色の防錆材なのかしら? 謎。

 

(上)塗料が飛び散らないように、さらにマスキング

ひたすらソフト99のプラサフを厚塗り。幸い天気がよく気温も高め、湿度は低めだったので1時間おきくらいの感覚でやすっては吹き、やすっては吹きを繰り返す。見た目より強度。少々の傷ではへこたれない塗膜をめざすよーん。

 

(上)塗装をはぐ

ドアの下は錆びが浮いてきていたので周囲の塗装をはがす。

 

(上)さびおとし。

錆びをあらかた落とす。錆びは完全には取れないので、数年も経ったら再度浮いてくるだろう。だからといってほってもおけないので治療というより延命措置ですね。

ドアは取り替えがきくけど、替えたらここだけ違うカギになっちゃうから、できるだけ交換したくないのだ。

 

(上)サフ吹く。

こちらも同様にサフをあつぬり。地面に近い分、石がはねてきたり塩カリに侵されやすいので、垂れる寸前までスプレー。乾燥→塗装をひたすら繰り返す。

 

(上)こんな感じで作業している。

さて、完全乾燥するのを待って、塗装面をツライチに整形してから塗装です。

今日はここまで。
次の日は出かける予定があるのだ。

 

まとめ

走行距離 0km
今日のトラブル なし
 

作業中、向かいの家のこどもたちは楽しそうにアリを虐殺していた…

ではまた来週。