アオシマ文化教材社 1/700ウォーターラインシリーズ 日本海軍 戦艦長門 (AOSHIMA 1/700 WL SERIES JAPANESE BATTLESHIP NAGATO)
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製作過程
その1
ビキニの海中とはいえ現存する唯一のビッグ7。戦時中は大和・武蔵の存在は秘密だったので、最も有名だったのは、長期に渡って連合艦隊旗艦を勤めた長門級だったのです。「宇宙戦艦ヤマト」第一話で、出撃する大和を見た漁師のおっちゃんが息子に「大和だ。男の船だ」とかゆってましたがアレは演出です。一般人が大和の存在を知ってたら特高にしょっぴかれちゃいますぞ…
ということで個人的に好きな長門が、悠久の時を越え完成。といっても作り途中なのをひっぱりだしてきただけ。
さすがにキット自体は寄る年波には勝てず、ちょっとなあ… という出来です。最近の値上がりバージョンには追加パーツが入っていますが、これは昭和末期に買ったので(¥750…)、そんなものは入っていない。
改修バージョンも発売されたので、作りくらべたいですねぇ。
ということで、最低の努力で最大の効果を出すべく(そればっかや…)いろいろ画策してみました。おもな参考資料は学研[歴史群像]大平洋戦史シリーズ15「長門型戦艦」。まだ書店にあります。値段のわりにはかなりいいです。
改良点は以下の通り。
- オミットされている船体の排水溝を開ける
- 主砲基部にカバーをつける(エポパテ)
- 95式水偵に2枚プロペラをつけ、カタパルト基部(?)を自作する
- 一部の25mm機関砲を別キットの余った機関砲(新金型のやつ)と取りかえる
- 前部塔楼後面に張り線の基部を追加する
いろいろやると死ぬほど大変だし、資料によって細部が異なるので、やたらと妥協してます。主砲のアンテナ(?)とか、ほんとは作りたかったんだー。でもしかたないので、それっぽく張り線をつけて完成。糸はお母ちゃんに貰った裁縫用のもの。あきらかにオーバースケール。細ーくした伸ばしプラ棒の方がそれっぽいんですが、ぽきぽき折れるぅー。塗料がダマになるぅー。ということでやめました。 あとは塗装でなんとかします。艦船にエアブラシを使ったのって初めてだったんですが、結構いい出来で満足してます。2日かかった甲板のマスキングが報われた…