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タカラ1/48ソルティックH8 ラウンドフェイサー (TAKARA 1/48 SOLTIC H8 ROUNDFACER)

製作:1997年(使用キット:1990年ごろ再販)

製作過程

 

その1:作例写真


(上)完成写真

(上)今ならマテリアルもあるしちょっとはラクかもしれない。

通称「黒箱」と呼ばれる、90年代初期の再版ものが模型屋さんに残ってたので早速ゲットしました。一緒に置いてあった24部隊ソルティックは、後日買いに行くとなくなっていた…

そんなこんなでキットの紹介だなっす。プラの肉厚がちょい薄目なんだなっす。でも当時としては、ポリキャップ関節は画期的なんだなっす(やめいその言い方)。
おっとタカラ者ならポリジョイントと呼ばねば。

動力パイプ(?)のパーツを片方なくしひーひーいって新造した頭部のアップ。ちょっと設定とイメージが違うんですけど、こっちはこっちでかっこいいぞ。フィギュアの抜きが甘過ぎるが…。

全体的にも、発売年を考えるといい線だと思いますよこのキット。なんてもMSVと同時期なんだから(別 にMSVを評価していないわけではない)。

 

その2:改造点

<頭部>

動力パイプ(?)を新造。適当なものがなかったので、ビーストウォーズの梱包固定用のリード線(?)を束にして、プラパイプを通 していく。パーツを紛失して仕方なく作ったのだが、いいディテールアップになったので怪我の功名である。
首はポリキャップ可動に変更してある。

<胴体>

胸の幅を左右で5mmほど詰めている。頭を大きく見せようという試みだが、あまり効果 はなかったようだ。これに伴って、外れやすい肩関節の受けを5mm径のポリキャップに置換し、強度をかせぐ。
腹部、腰部はプラ板の箱組み。腰アーマーは後ろ以外は新造し、分割可動式にした。これにより可動範囲が大幅に増えている。


(上)めんどくさい原田指
<腕部>

上腕部はキットのまま。ひじ関節はジムコマンドの肩ポリキャップを使って取り外し可能にした。
そして今回のウリ! なつかしの原田指(知ってる?)だ! 1度やってみたかったのだ~!
リード線にヒートプレスした指関節をつけて、指可動を可能にする驚異の技法っす。ここだけで2日かかったぞおい。でも握力がないのよ…

 
<脚部>

いつものとーりBジョイント化。膝はむりやり5mm径ポリキャップを使う。同時にすねパーツの面取りを変更。

 
マグランチャ
(上)ムクなので重い…

<マグランチャー>

とにかく小さい! これじゃあ1/72並みです。というので3回りほど大きくしてやる。ほとんどフルスクラッチみたいなもの。キットから使ったのは銃口とカートリッジだけ。ストックは意味も無く中途半端に折りたためる。キットを芯にしたので重くなり、ただでさえ握力の無い手に握らせるのが大変である。

 
ついでの制作途中写真


(上)白い部分がプラ板、うすいグレーと深緑がキット、グレーはタミヤパテである。