バンダイ 1/20 ブルーティシュドッグ
スコタコは華麗にスルーしてブルーティシュドッグを購入するあたりがじつにオレらしい。
設定書にない超絶ディテールが随所にちりばめられていて、フレームだけ見てるとどこぞのマスターグレートにしかみえない1/20タコですが、脅威のスライド成型で非常に高い完成度を誇っています。こりゃすげえや。
内部が作りこんであるし手足の内部フレームもあるし、材質もスチロール樹脂とABSだったりして、デュアルモデルか?これは?(笑)
ということでレビューをしつつさくさく作って行きたいと思います。途中でいつもの「ここ直したい」病が発生しないことを切に願います(笑)
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製作過程
- その8:完成(2008年3月1日)
- その7:爪のお手入れ(2008年2月29日)
- その6:完成!じゃない!(2007年11月18日)
- その5:しあげ(1)(2007年9月28日)
- その4:ボディ内装塗装(2007年9月9日)
- その3:1/24SAKと比較してみる(2007年9月4日)
- その2:ふつうに素組み(2007年8月24日)
- その1:ふつうに素組み(2007年8月13日)
その7:爪のお手入れ(2008年2月29日)
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ボトムズまつり2の締切日は今日までなんですが、
明日JUNさんにいって、ごり押ししておいてもらうつもりです。
なくしたクロー部をつくるですよ。
てきとーな大きさの1mm厚プラ板を3枚貼り合わせてー
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1日じゃ乾燥しないけど、接着剤を吸ったプラはやわらかくなっているので、いまのうちにカタチを整える。
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その間に、フィギュアをぬりぬりする。このくらいのスケールになると筆塗りだと広い面を均一に塗りにくいので、メインの色はブラシで吹く。
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こちらは立ちポーズのフィアナさん。このように服がほぼ1色だと、ブラシでキレイに塗った方が見栄えがします。
顔は右の方においてある面相筆でがんばって塗ったよ!もう何年も使ってるやっすい筆だけど、やればできるぞ!ただし安い筆は当たりハズレが激しいけど。つうかハズレばっか。
それにしても、夜飯のときに酒飲んでたのに、ちゃんと塗れてるな。すごいぞオレ(笑)
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アップ。失敗したら肌色からやり直し、一発勝負のラッカー塗料塗りだ!
目と口紅はシャインレッド、まつ毛とまゆ毛はレッドブラウン。
せめてまゆ毛を塩山っぽくしてみたつもりなんだが…
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その6:完成!じゃない!(2007年11月18日)
完成~?
先日ヨドバシにペールゼン・ファイルズを買いに行ったら売り切れてて、ドルバック再販ものとフィアナさんを購入してきたのですが、横を見ると1/20ブルタコが1,980円でたたき売ってました(泣)
そんなに売れてないのかあ…
さるところ(笑)からの情報によると、あまりにブルタコが売れないのでバンダイが次の発売を躊躇したとかしないとか…
しくしく。
さて、つや消しを吹いて、あちこちを仕上げたぞ…
ありゃ?
なんと!
つーことで部品が見つかるまで撮影できんなあ…
その5:しあげ(1)(2007年9月28日)
ペーパーがけして荒れたところや、白くなったところに本体色のピンクをプシュプシュ吹きます。 かわいたらびみょうに成型色と違う色味になっとる。 あんなに微調整したのになあ(´・ω・`)
パーツの裏側はグレー成型色。おおー、裏にまで気を使ってるのは何年ぶりだろう(笑)
ピンクのパーツには、ハルレッド+フラットブラックでスミイレ。
黒くなっちゃった… 黒を入れすぎだ。 レッド+ブラック少々の方がよかったかも。 ウォッシングでごまかすか…
グレーのパーツには フィールドグレー+フラットブラック少々ですよ。
ふとももなどの白っぽいパーツは、ミディアムグレー+ハルレッド。
いたってラクチンに作っております。 マスキングもサフもほとんどいらないなんて、とってもパラダイス。
しーかーしー 仮組みのときはちゃんと入った操縦席が、塗装して組みなおすとハッチにあたってちゃんとしまらないーーー(つД`) なんでぇー(つД`)
サフを吹いてないので、ペーパーがけした面がちょと荒れていますが、あとでクリアとかフラットベースを吹いて整えるので無問題。
ステキ手抜きモデリングー
えー、ここでひとつ困ったちゃんなことが…
腰の装甲版にリベットを打ち込んでいったのですが、
アームパンチ予備マガジン収納部がリベットに当たって奥まで押し込めない。
設計ミスかあああああ?ダレも指摘してないのはなぜだ?バン○イから圧力かかってるのか(笑)
オレの作り方が悪いだけの方に1000点。
…裏をよく見ると、▼の刻印が…こっちが前ってことか!左右逆に付け直すと、ちゃんとはまりました。
こんなパーツに左右の違いがあるのかよ…それはそれで問題ないか?
下半身こんな感じ。ヤスリがけした面だけ、ちょっとガサガサ。
一方。他のパーツもスミイレしているにょ。
比較対象、1/24。けっこう改修してるので、純粋な比較にならなくなりつつある(笑)
こっちは各部のバランスを変えて関節を付け替えてるだけ。それだけなんだけど、結構いい線いってる。
これはこれでマッシブなんだけど、上半身をもうちょっと細くするといいかもね。
その4:ボディ内装塗装(2007年9月9日)
今回はお手軽作成講座なので(<いつ講座になったんだ)、完成したところからさくさく塗装していく。
そこで、まずはランナー色とできるだけ同じ色を混色する。コレに時間をかけないと、結局全塗装するハメになります(笑)
今回のレシピは、基本色A(ピンク)、基本色B(うすいピンク)、グレー部の3つ。いずれも指定のない限りGSIクレオスMr.カラー。
1.基本色A(ピンク)
よくわからん。
たぶんキャラクターレッド+白+黄色+黒。青っぽいのも入ったかも。
彩度と明度を落とすのに、ミッドナイトブルー少々。
2.基本色B(うすいピンク)
112キャラクターフレッシュ+20ライトブルー+128灰緑色微量
これだとまだ明るいな。黒を入れるか…
黒を入れたら彩度が落ちた。シャインレッドを入れた。
そしたら赤みがかかった。ので黄色を入れた。(ぐだぐだですな…)
なんだかちょっと明るいので、彩度と明度を落とすのに、ミッドナイトブルー少々。
グレー部分
32軍艦色2+5ブルー+100マルーン少々。
ボディの鋼板をグレー色で塗装する。
マスキングもしないし、サフを吹かないでいいのでラクだ。
パーツと成型色が分割されているのって、なんてステキなんでしょう…
今のバンダイのプラモって、みんなこんなんなんか?
じゃん。次にコックピット内部を塗装する。タカラのキットについてくる彩色説明書と、設定をにらめっこして配色を決定する。
まず内壁はダグラムカラー6ダークグリーンが指定されている。アニメ設定も似たような色だ。これはさいわい家にストックがあるので、似た色は簡単に作成できる。ガンダムカラーのCG102エクストラダークグレーがダークグリーンに一番近い。
ただしかなり暗めなので、白を足してやる。
シートのグレー部は、ダグラムカラー12ブルーグレー。これも家にあるので、似たような色をつくる。74エアスペリオリティブルー+軍艦色2+マルーン。マルーン大活躍。
シート革部分は、ダークアース!TVだとまさにこの色なのよね。SAKではダグラムカラー10ブラウンが指定されているけど、14サンドか21デザートブラウンのほうが正解かと思われます。
ということで塗装した後、スミイレ。
タミヤエナメルのXF-501フィールドブルーをベースに、フラットブラックで調整したものを流し込む。
完成ー。いい感じ。アニメと同じっすよ。
しかしバンダイのキットの色指定はなにを根拠にしたものなんだろう?
OVAを見返してみるか…
その3:1/24SAKと比較製作してみる(2007年9月4日)
せっかくなので25年間も細々と流通している1/24SAKと比較してみる。
キットのままだと、バンダイ1/20にはまともに太刀打ちできないので、定番改造を施すことにする。左の写真の段階で、すでに胴体を2-3mmほど詰めてあります。
今回使用しているのは放映当時の初版キット。すでにかなりヒケている箇所や金型の細かい線がはいっていたりする。
ガンダムでいえばMSV後期、1/100フルアーマーガンダムとか1/100パーフェクトガンダムあたりと同時代のキットです。
我々直撃世代は、タコといえば設定書よりもこのキットのイメージが刷り込まれちゃってます。
1/20と1/24て、大きさがこんなに違うのな。びっくり。
足の定番工作。足首を幅詰めします。2mmほど詰めた。左右の違いを見よ。
わしの工作精度が低くて、接着した際の段差がついた。
OKOK。リカバる。
ほんとーは、つまさきをもーちょっと短くしたいのだが、工数が増えるのでヤメにする。
関節パーツ。挟み込んちゃうと取れなくなるので、こちらをさきに接着・整形する。
手軽に後ハメ工作ができない箇所なんですよ(泣)
最近のガンプラでも後ハメできないキットが増えてきたなあ。塗装派はもう少数なんだろうな。
肩ブロックに肩関節をはさんで接着、固定。
肩幅?変えないよ。だって工数が(略)
今回の記事は1/24の話ばっかだが(笑)、
1/20も関節部分を接着。
左手のひじとガトリング部の中身。
ここだけ合わせ目がバシッと目だってしまうのがもったいないんだよなー。太ももみたいに分割線を分けるとかすればいいのに。
今からマーシィが不安になってきた(発売されるのだろうか…)
作業が遅れてる原因の一つ。
まんてん工房の1/24ムーバータコ、同時進行中…
その2:重箱の隅をつつく(2007年8月23日)
あらかた組んだので、設定書のポーズをとらせてみる。ちょっと細身だけどいい感じ。
スコープドッグ系の立体化はプロポーションの把握が非常に難しい。設計者の苦労がわかるな。
じゃあ、気になった箇所をいってくよ。
まず太もものディテール。彫りがダル&浅すぎる。パーツ成型の関係上仕方ないのはわかるのだが…。
ここはスジ彫りにするのをあきらめて、段差にすればシャープにできたのでは?
キットのままでは、スミイレしてからふき取ったら、塗料が全て取れそうです。
ということで、ケガいて彫りを深くしてみた。左足を見てね。小さくてわからんか…
つぎ。頭のスリット。タカラSAKとくらべると後ろに移っている。
位置を変えて差別化をはかったのか?
そもそも、設定書にはこの3つのスリットはないんだけど(笑)。
足首の関節。左右の三角パーツの厚さがありすぎの感あり。設定書みると、ここはそんなに厚くないんだよねえ。
きっとここは、足首パーツとピッタリくっつけようという意図で設計したんだろうな。
斜線部分をちょっと削ると、可動範囲も広がって一石二鳥な感じ。だと思う。失敗しても責任取りません。
あし。すねには、パーティングラインができるのでヤスリをかけるとグッと違う。
つうかここに線があったら雰囲気台無し。
せっかく接着不要、パテ盛り不要なので、塗装しないヒトもやってみて。
問題はここに横に入った2つのライン(へこみ)だ。設定書にはもちろんこんな線はない。
なにコレ?
オレもSAKみたいに独自ディテールを入れたいんじゃー!ということですか?バンダイさん。
足をうしろからみたところ。
すねパーツには、合わせ目を目立たせなくするためのオリジナルディテールと、スコープドッグのパーツと共用するためのスペーサーによる線が入っている。
これはしょうがないか。
問題は足首パーツの真ん中についた合わせ目。
ディテールっぽく処理されているけど、ここは埋めたいなあ。
コレコレ。すんごいよ。レンズ可動なのにここのディテールがちゃんと入ってます。グッジョブ!
そーいや昔、このターレットはどーいう仕組みになっとんじゃい?っていう話で盛り上がったな。カメラから光はどう屈折してモニタに入るんじゃゴルァ!つー感じで。
当時はデジタルカメラも液晶ディスプレイも一般的じゃなかった(CCDなんて、天文台とか軍事用でしか使われてなかった)時代だったからねえ。
今なら、デジタルで液晶ディスプレイに表示、その他情報はケーブルでヘッドマウントディスプレイに送信っていう感じで、簡単に実現できるよな。科学の進歩ってすげえ。
ピンボケですいません。
今風のプロポーションのフィアナたん。
あんまり顔は塩山っぽくないですが、いいデキです。
1/24SAKに付属していたフィアナたんは、あまり出来がよろしくないので、みんな1/24デュアルモデルのフィギュアを複製・改造して使ってましたね。
アレは今見ても出来がいいのですが、ヘルメットと一体成型だったので、加工に苦労するんです。
その1:ふつうに素組み(2007年8月13日)
(上)胴体
胴体です。5方向スライド成型。超つかいたおす金型の痛みが今から心配です(笑)
このパーツとガトリング外装パーツのせいで、単価がかなりはねあがっているのは間違いないでしょう。
ハッチのパーツは広い面積にヒケがある。左の写真の矢印のところね。目立つところなので、ペーパーがけをしてツライチにしてやりたい。
(上)胴体
うら。ここもヒケがあるのでツライチに。PRSPパックを取り付ければ隠れるので、やらなくてもいいっちゃいいんだけど。
(上)くびわ
首輪(?)パーツ。パーツ抜きの関係上、ここに深いモールドは入れられない。かわりに、浅いモールドにメッシュ模様をつけてある。メリハリがなく、遠目ではディテールがないようにみえてしまう。非常によろしくない。
いつここはメッシュ模様っつー設定になったんだ?ああん?
ごまかさないで、ここにもスライド金型を使えよ。
ということで、穴を開けました。
(上)あたま
頭部。ここもスライド成型でパーツ1個で済んでいる。内側の合わせ目を消す手間がないのは大助かり。図示した箇所にパーティングラインがあるので消しましょう。
スライドレールのようなディテールの彫りがイマイチなので、ケガいてやるとグーです。ここはSAKの方がシャープに出来ている気がします。
(上)ガトリングガン
右腕。引き出し式の肩関節はナイスアイディアです。肩アーマーがない機種(ライトスコープドッグなど)はどう処理しようか悩むところですが…。
少々長いかな?と思うガトリングガン。ひじの二重関節が長めなのが、そーいう感を強くしている。可動範囲を確保したままで、長さを詰めることができるだろうか?
(上)
ほとんどのパーツが、合わせ目を目立たなくしている中、ココだけ従来の分割方法でセンターラインにくっきり合わせ目が。予算の都合上なのか?そーなのか?